スピッツ

スピッツ「猫ちぐら」

デジタル配信でリリースされたスピッツの新曲「猫ちぐら」。新型コロナウイルス感染症により、社会や生活のあり様が潮が満ちるように少しずつ、しかし確実に変化を強いられるなかで、メンバー同士が顔を合わせることなく「リモート」で製作されたこの新曲は…

SPTZ THE GREAT JAMBOREE 2014“FESTIVARENA”(2014/07/09 武道館)

スピッツが武道館によく似合っていたというよりも、武道館がスピッツによく似合っていた――そんなふうに感じたライブだった。スピッツというバンドの存在感、その不思議さと大きさを改めて感じたライブだった。客席の照明が落ち武道館の会場に観客が身に付け…

SPITZ JAMBOREE TOUR 2013-2014“小さな生き物”(2014/1/30 NHKホール)

会場に入って、奥行の深いNHKホールのステージに『小さな生き物』のジャケットのグライダーを髣髴とさせる大きなセットが浮かんでいるのを見て、「ホールらしい」と思った。そして、スピッツホールで観るのは久しぶりだと思った。同時に、それはスピッツのワ…

スピッツ 『小さな生き物』

それがいつだったかは覚えていないけれど、ふと、草野マサムネは死者に向かって歌っているのかもしれない、と感じたことがあった。『おるたな』収録のカヴァー曲“さよなら大好きな人”について、誰かが「まるで死んだ恋人に歌っているようだ」と言っているの…

スピッツ 「さらさら/僕はきっと旅に出る」

スピッツ38枚目のシングル。四半世紀を超えるキャリアを経ても変わらず、というよりもむしろ、その長いキャリアのなかでも特にそのナイーブな感性がむき出しになったシングルだと思った。 1曲目の“さらさら”。 だから眠りにつくまで そばにいて欲しいだけさ …

Spitz × VINTAGE ROCK std. presents 新木場サンセット 2012(スピッツ/安藤裕子/OLDE WORLDE/クリープハイプ/フラワーカンパニーズ)

フラワーカンパニーズ(アコースティック) フロアの左奥に設置されたインストアライブ(よりちっちゃいぐらい)のようなステージにメンバー4人が登場。リラックスした気負わないムードからの1曲目は“発熱の男”(!)。他の曲もそうだったように、アコースティ…

スピッツ 「シロクマ/ビギナー」

とても奇異に思われるかもしれないけれど、スピッツの“シロクマ”を聞いて「ゴミ」のことを思った。 今すぐ抜け出して 君としゃべりたい まだ間に合うはず 地平線を知りたくて ゴミ山登る 答え見つけよう この曲を聴いて「ゴミ」は草野正宗のソングライターと…