12月のカレンダーの真ん中を横切って香港へ。
曇り空の下、海と山にきゅっとはさまれたその街はちょっと眠たげだった。
地下道にあったマリアンヌ・フェイスフルのポスター。来年開催の「香港藝術節(Hong Kong Arts Festival)」に出演するという。
帰国して早速you tubeで“As Tears Go By”を見る。涙、流れるままに――。
5日間の滞在の最終日。自分のなかの「夜景」の定義が塗り替えられる。認知が変わる。
夜というのは香港のためにあるのかもしれない。昼の街が眠たげだったのは曇り空のせいだけじゃなかったのかもしれない。
タクシーの窓ごしに撮ったネオンの「ブレ」の美しさ。