ライブハウスで対バン企画でピロウズを観る。嬉しさと緊張と。
1曲目“DANCE with GOD”に続いて“WALKIN' ON THE SPIRAL”へ。中盤まで去年リリースの『OOPARTS』収録曲とそれ以前の曲が交互に演奏される。それが当然かつ自然と思えるのは、時間を超えた(timeless)ソングライティングと、継ぎ目のない(seamless)バンドヒストリーあってこそ。
2008年1月にこけら落としをした会場で、縁あるゲストを迎えてのライブ。後から思い返してみれば、ライブが始まったときからすでにほんのり「ごきげん父さん」w状態の山中さわお。アンコールの冒頭で歌詞を間違えて、まさかのやり直し。演奏を止めて、Peeちゃんの肩にもたれかかる姿とショックを隠しきれない姿に、観てる方が動揺(苦笑)。
とても丁寧に慎重に歌いなおしたその歌詞は、悲しげで少し暖かいピロウズの風景*1
誰の記憶にも残らない程
鮮やかに消えてしまうのも悪くない
孤独を理解し始めてる
僕らにふさわしい道を選びたい
(“Swanky Street”))
音楽性という以上に精神性が「基本オルタナティブ」。
終始リラックスしたムードのライブなかでふいに顔を覗かせた「素の」プロ意識を目撃しつつ、そんなことを思い浮かべた楽しい夜でした。
the pillows セットリスト(2010/06/03)
Dance with GOD
WALIKIN'N ON THE SPIRAL
YOUR ORDER
カーニバル
New Animal
Mr.Droopy
Wake UP! dodo
I think I can
Sleepy Head
Advice
−encore−
Swanky Street
LAST DINSOUR
ハイブリッド レインボウ*2
thxx to Ryo-SAN.